小学生の卒業式袴、着せる?着せない?

七五三・小学生袴

はじめに

小学生の卒業式で袴を着る子が増え、

「着せたほうがいいのかな?」「着せたいけど着せられるかな?」と悩む保護者の方も多くなりました。

一方で、

• 派手すぎないか

• 周りから浮かないか

• 本人が本当に着たいのか

迷う理由も、たくさんあります。

この記事は、「袴を着せる・着せない」の結論を出すためのものではありません。

親子が納得して選ぶために、考えておきたいポイントを整理する記事です。

小学生の卒業式袴、最近の傾向

ここ数年、特に都市部を中心に、小学生の卒業式で袴を着る子は確実に増えています。

ただし、

• 学校ごとに雰囲気はかなり違う

• 「ほぼ袴」という学校もあれば

• 「数人だけ」という学校もある

というのが実情です。

まずは、「流行っているから着せる」のではなく、学校の空気感を知ること。

これが後悔しないための第一歩です。

親が感じやすい不安

小学生の袴について、よく聞く声があります。

• 目立ちすぎないか心配

• 動きにくくて疲れないか

• トイレは大丈夫?

• 高学年とはいえ、まだ子ども

どれも、とても自然な不安です。

せっかくの卒業式。お子さんに負担がかかり、せっかくの門出の日に体調不良になってしまうことは、ご本人も親御さんも避けたいはず。

そう思うのも、無理はありません。

本人の気持ちは?

もう一つ、大切なのが本人の気持ちです。

• 本当に着たいのか

• なんとなく周りに合わせたいだけなのか

• 当日の朝、負担にならないか

親が良かれと思って決めたことでも、本人にとってはプレッシャーになることもあります。

「着たい気持ちはある」「でもちょっと不安」

その両方があるなら、不安をどう減らせるかを一緒に考えるのも、立派な選択です。

袴を選ぶなら、ここは押さえたい

もし袴を選ぶなら、大人と同じ基準で考えないことがポイントです。

動きやすさを最優先に

• 丈が長すぎない

• 締め付けが強すぎない

• 草履かブーツか、歩きやすい方を選ぶ

写真映えよりも、式を最後まで無理なく過ごせるかを大切にしましょう。

色や柄の選び方は?

華やかさも大切ですが、「式典にもふさわしい色柄」「その年齢だからこそ似合う装い」という視点で選ぶのがおすすめです。

例えば、

・着物が白やピンクなどで華やかなものであれば、袴は濃紺や深緑など落ち着いた色味のものにする

・着物がシンプルなものであれば、袴は少しグラデーションや刺繍などが入ったものにする

など、全体で華美になりすぎないようバランスを取るのが◎

袴を着せない選択も、もちろん正解

袴を着ないからといって、卒業式が特別でなくなるわけではありません。

• ワンピース

• セットアップ

• 少しきちんとした洋装

どれも、立派な卒業式の装いです。

「うちは着せなかったけれど、良い思い出になった」そう話す方も、たくさんいます。

学校で袴がNGの場合の考え方

卒業式で袴の着用を認めていない学校も少なくありません。

理由としては、

• 動きにくさや転倒の心配

• トイレの問題

• 当日の進行への配慮

など、学校側なりの事情があります。

その場合、無理に式当日に袴を着せる必要はありません。学校の方針に従いましょう。

記念撮影という選択

卒業式は洋装で参加し、袴は別の日に、記念撮影として残す。

この方法を選ぶご家庭も、実はとても多いです。

• 式当日は動きやすく、安心

• 写真はしっかり袴姿で残せる

• 学校のルールも遵守できる

どちらも大切にできる、バランスの取れた選択と言えます。

写真として残すからこそ、気をつけたいこと

記念撮影の場合は、

• 長時間着る必要がない

• 移動が少ない

というメリットがあります。

その分、少し華やかなデザインを選ぶのも◎

写真を見返したときに、「この時期らしい一枚だった」と思えることが大切です。

着せる場合はレンタル?購入?

購入が、まったくダメというわけではありませんが、着る時期が限定されるため、レンタルを選ぶ家庭がとても多いのが実情です。

• 成長期でサイズが読みにくい

• 保管の手間がない

• 卒業式だけと割り切れる

という点で、

現実的で負担の少ない選択と言えます。

購入派レンタル派
・卒業式以外に着る機会がある
・きょうだいも将来的に使う予定がある
・小物だけ買ってコーデの幅を広げたい
・卒業式しか着る予定がない
・きょうだいや友人に譲る予定がない
・きょうだいと好みが違う、違うものを着せたい

小学生向け卒業式袴レンタルサービス紹介

きもの365

ビカム

RENCA(レンカ)

夢館(ゆめやかた)

tententen

袴選びで迷わないポイント

レンタルを選ぶときに、迷わないための着目点をまとめました。

①フルセットの有無

袴・着物・帯・小物・草履/ブーツが一式揃うかどうか。

②サイズ対応

身長・裄丈の対応があるか。途中でサイズ交換できるか。

試着会で実際に試せると安心感up!

③着付けの「簡単装着」の有無

簡単装着セットとは、特に小学生の袴に多い、着付けが比較的楽に進むよう工夫した袴セットのこと。

• 補正や着付けがしやすい工夫

• 小物が外しやすい構造

• 当日の着崩れが気になりにくい提案

初心者でも安心して準備できます。

まとめ

小学生の卒業式袴で大切なのは、

• 学校の雰囲気やルール

• 本人の気持ち

• 当日の負担の少なさ

この3つを踏まえて、

親子で納得できる選択をすること。

どんな装いでも、卒業式は、子どもにとって大切な節目です。

無理のない形で、心に残る一日になりますように。

misako

30代着付師。成人式当日や前撮りなどの現場で、振袖の着付けを担当しています。振袖をきっかけに、人生の節目や日常の中でも、またきものに袖を通してもらえるように――。自分らしさにこだわった、すばらしい振袖姿を監修します。◆日本和装協会認定 師範/教授/着付師技術者 ◆きもの文化検定1級 ◆福祉車いす着付師

misakoをフォローする
misako

30代着付師。成人式当日や前撮りなどの現場で、振袖の着付けを担当しています。振袖をきっかけに、人生の節目や日常の中でも、またきものに袖を通してもらえるように――。自分らしさにこだわった、すばらしい振袖姿を監修します。◆日本和装協会認定 師範/教授/着付師技術者 ◆きもの文化検定1級 ◆福祉車いす着付師

misakoをフォローする
七五三・小学生袴
シェアする
misakoをフォローする
タイトルとURLをコピーしました