振袖で他と差をつけたかったら、長襦袢にこだわる
― 見えないところが、いちばん効く ―
はじめに
振袖を選ぶとき、多くの人が注目するのは、柄や色、華やかさ。
けれど実は、「なんだか素敵」「全体が洗練されて見える」
その違いが生まれるのは、長襦袢だったりします。
この記事では、
振袖姿をさりげなく引き上げてくれる
長襦袢の選び方と考え方をお話しします。
レンタルも購入も、長襦袢は「無難」が基本
振袖のレンタルやセット購入では、長襦袢はほとんどの場合、
• 白
• 薄いピンク
が用意されています。
失敗しにくく、安心感のある選択。
ただその一方で、どうしても印象は似通いやすいのも事実です。
差をつけたいなら、色のある長襦袢という選択
もし、「少しだけ自分らしさを出したい」「他と違うポイントがほしい」
そう感じたら、長襦袢の色に目を向けてみてください。
振袖の下からちらっと見える色は、思っている以上に、着姿全体の印象を左右します。
| ホワイト系の振袖 × 赤の長襦袢 | ブラック系の振袖 × 黄色の長襦袢 |
| 白を基調とした振袖から、 赤い長襦袢がのぞくと、 可愛らしさと華やかさが自然に引き立ちます。 古典的で写真映えもしやすく、 「さりげない可愛さ」を出したい人におすすめの組み合わせです。 | 黒を基調とした振袖に、黄色の長襦袢は 暗闇に光る稲妻のよう。 ぐっとモダンで、かっこいい印象になります。 強さと個性がありながら、 やりすぎ感が出にくいのも魅力です。 |
見えないところだからこそ、挑戦しやすい
長襦袢は、全体が大きく見えるアイテムではありません。
だからこそ、
• 少し大胆な色
• 普段なら選ばない配色
にも挑戦しやすい。
「もし好みと違っても、致命的にならない」この気軽さは、長襦袢ならではです。

少しだけ、私自身の話を。
私の成人式の振袖は、赤。これは親が選んだものです。
一方で、黄色の長襦袢は、自分で選びました。
不思議なことに、時間が経った今でも印象に残っているのは、振袖そのものよりも、実は長襦袢の色だったりします。長襦袢に自分のこだわりを少しだけ入れられたことが、当時の私には新鮮でした。
色の長襦袢は、その後も活躍する
カラフルな長襦袢の良いところは、成人式だけで終わらないこと。
袖を切る必要がありますが、
• 小紋
• 紬
• カジュアルな着物
に合わせることで、普段の着物コーディネートにも使えます。
「一度きり」ではなく、これから先の着物時間にも寄り添ってくれる存在です。
なお、振袖の袖を切ることは気持ちの面でも、デザインの面でも、なかなか難しい選択です。
振袖は、振袖のまま保管しておくほうが、後悔しにくいと感じています。
まとめ
振袖で差がつくのは、流行や派手さではなく、見えない部分のアイテム。
長襦袢が袖口や振りからチラッと見えたとき、その人らしさを静かに伝えてくれる存在です。



